富士山をバックにした東名高速道路

ナンバープレートには「品川」や「なにわ」など、必ず全国どこかの地名が書かれています。

前を走る車のナンバープレートを見て「あの車は札幌から東京まで来たのか!」と驚いたり、自分が遠出した時は地元ナンバーの車を見て妙に親近感を感じた事ありますよね?

車の運転をする人なら誰でも、似たような経験があると思います。













ナンバープレートの地名は登録住所で決まる

ナンバープレートの地名は、その車の使用者の住所を管轄する運輸支局や自動車検査登録事務所によって決まります。

※軽自動車なら管轄の軽自動車検査協会の事務所や支所。

例えば神奈川県の横浜市、横須賀市、鎌倉市、三浦市、逗子市、三浦郡葉山町を管轄するのは神奈川運輸支局で、ここで登録された車は「横浜」ナンバーになります。

また、軽自動車検査協会宮城主管事務所は宮城全体を管轄していますが、住所が仙台市の場合は、ご当地ナンバーの「仙台」ナンバー、それ以外は「宮城」ナンバーが交付されます。

車のご当地ナンバープレートとは?

この制度は2006年から始まりました。

最近では2014年11月に、岩手県「平泉」ナンバー、東京都「世田谷」ナンバー、鹿児島県「奄美」ナンバーなど、新たに10か所が導入されたのは記憶に新しいです。

これは、新たな自動車検査登録事務所の設置がなくても、限られた対象市町村に使用の本拠を持つ自動車に対し、その土地にゆかりの深い地名のナンバープレートを交付する制度です。

様々な基準を満たした市町村が都道府県を通じて地方運輸局に応募し、国土交通省が審査をして認めたものが「ご当地ナンバー」として導入されています。

例えば「富士山」ナンバーなんかは有名ですよね。

静岡県内の14の市町村を沼津自動車検査登録事務所が、山梨県全域を山梨運輸支局が管轄しているのですが、そのうちの静岡県富士市や御殿場市、山梨県富士吉田市や山中湖村などの計12市町村に使用の本拠がある登録自動車に対して、「富士山」の地名が入ったナンバーが交付されています。

軽自動車の場合は、軽自動車検査協会静岡事務所沼津支所が管轄する静岡県の15の市町村と、山梨事務所が管轄する山梨全域のうち、静岡県富士宮市や山梨県南都留郡を含む7つの市町村に使用の本拠がある軽自動車を対象に、このナンバーが払い出されています。

ナンバープレートにある地名の総数は?

車を走らせていると結構色々な地名を目にすることがありますが、全国でいくつの地名が存在するのでしょう?

独自に調べてみたところ116個の地名がありました。

この中でご当地ナンバープレートは29ヶ所ですが、地域の活性化などを願ってご当地ナンバーを導入する自治体は、今後もっと増えるかもしれませんね。

好きなご当地ナンバーに変更できる?

基本的にナンバープレートの地名を自分で選べませんが、所有者の住所とナンバープレートの地名が一致しないケースもあります。

車検証を見ると、車は所有者と使用者を分けて登録が出来ます。

先にも書きましたが、車の登録や届出は使用者の住所を管轄する運輸支局等で行います。

つまり所有者が自分で、使用者が住む住所で登録をすれば、使用者の住所の地名の書かれたナンバープレートが交付されます。

例えば、親が息子に車を買い与え、その車の所有者が親で、使用者を他管轄の住所に住む息子とした場合に、このような事が起こります。

但し車をローンで購入して、所有者がクレジット会社やディーラーになる場合は、親との関連付けが全く無い車となります。

いちばん現実的な方法は、希望する地名が交付される住所に引っ越すか、別荘を購入するか借りるしかありません。

ご当地ナンバーが欲しいなら、そこに住んで地元経済に貢献してねと言う事ですかね。

それと絶対にしてはダメなのが、希望のナンバープレートを取得する為に、車を買う時だけ一時的に住民票を移し、その近場に駐車場を借りて車庫証明を取り、車が納車されたら駐車場を解約して住民票を戻すことです。

これは「車庫飛ばし」と言われる、車庫法違反の犯罪です。

 


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