高齢者が車を運転する様子

高齢運転者が身内にいると、自動車に乗っているのを見るたびに「大丈夫?事故らない?」と心配になります。

見ていて少しでも運転に不安を感じたり、「もう運転はやめる」と自ら言いだした場には「運転免許証自主返納制度」のことを教えてあげてください。

人間だれでも年をとれば身体機能や判断力が鈍るものです。

そのため「運転するのが不安だな」とか「もう運転は無理だからやめよう」と思った高齢者が、自分で運転免許証の取消を申請できる制度が「運転免許証自主返納制度」なのです。

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高齢者運転免許証自主返納制度の内容

この制度による返納には二種類あります。

運転免許証に記載の資格を全部取消

まずは「全部取消」と呼ばれるもので、すべての種類の免許を返納します。

例えば大型免許と普通免許と普通二輪免許を持った人がいて、その三種類を全て返納することが全部取消です。

運転免許証に記載の資格を一部取消

そして「一部取消」は、上位免許を返納して下位免許を残したり、新たに下位免許を発行する場合のことです。

たとえば大型免許と普通免許を持っている人が、大型免許を返納し、普通免許だけを残すことが一部取消です。

但しこの場合では、その逆の大型免許を残して普通免許だけを返納することはできません。

つまり大型免許が上位で、普通免許が下位だからです。

また、普通免許のみを持つ人が免許を返納して、新たに原付免許を取得したい場合も、この一部取消となります。

運転免許の自主返納を行う場所は?

高齢者が運転免許証を返納するにはどうすれば良いのでしょうか?

まず自主返納手続きを行う場所は、都道府県の運転免許試験場、運転免許センター、警察署です。

申請は必ず本人が行わなければなりません。

代理人による申請は受け付けてもらえませんのでご注意を!

運転免許返納のときに必要なもの

全部取消と一部取消で下位免許を残す場合は、運転免許取消申請書(または一部取消申請書)と免許証です。

申請書は申請当日に現地で手に入れて下さい。

下位免許を新たに受けたい場合は、運転免許取消申請書(または一部取消申請書)と免許証のほか、申請用の写真や交付手数料(2,050円)が必要になります。

写真は縦3センチ×横2.4センチで、申請前半年以内に撮影されたものでなければなりません。

無帽、正面、上三分身で無背景のものをご用意ください。

運転免許の自主返納ができない人

中には自主返納が出来ない人もいます。

  1. 免許の取消や停止処分などの対象者で、まだ処分を受けていない人
  2. 初心運転者講習の対象となっている人
  3. 免許停止期間中の人
  4. 免許証の有効期限が切れている人

※地域によって異なる場合があるので、事前に当該機関にご確認ください。

運転経歴証明書とは?身分証明書になる?

運転免許証を自主返納してから5年以内の人は「運転経歴証明書」を取得できます。

運転経歴証明書とは、免許を自主返納した日から前5年間の運転経歴を証明してくれる、運転免許証と同サイズのカードです。

免許証を返納すると公的な身分証明書が減って不便なのですが、運転経歴証明書も立派な公的な身分証明書として使うことが出来ます。

また、協力企業や店舗で特典を受けられるケースもあるので、必ず取得しておいた方が良いですよ。

運転経歴証明書の特典

どんな特典があるのか、いくつか例をご紹介します。

特典ケース1:公共交通機関

千葉県では、路線バスの乗車時に運転経歴証明書を見せると、運賃が半額になるサービスがあります。

また、路線バスだけでなく、タクシー運賃は1割引き、鉄道運賃は2割から5割引きです。

車を運転しなくなると、公共交通機関の利用が増えるので嬉しいサービスですね。

特典ケース2:スーパーの配送サービス

大手スーパーのイオンでは、愛知県にある3店舗で3,000円以上の購入で運転経歴証明書を提示すれば、食料品等の配送サービス料金が、火曜日は100円が無料に、その他の曜日は200円が100円になります。

自動車が無いと大量買いは難しいので、このサービスは助かりますね。

特典ケース3:金融機関の金利優遇

東京都にある3つの信用金庫では、運転経歴証明書があるとスーパー定期預金の金利を優遇してくれます。

優遇は店頭金利にプラスして0.1%~0.225%です。

預け入れる金額が決まっていたり、継続後は店頭金利になったりしますが、少しでもお金が増やせるのであれば、願ったりかなったりですね。

各都道府県による特典の充実度の差は否めませんが、ここでは紹介しきれないほどの魅力的な特典を用意している都道府県もあります。

「運転経歴証明書 特典 地名」などで検索してみて下さい。

運転経歴証明書を取得するには?

申請場所は自主返納と同じで、都道府県の運転免許試験場、運転免許センター、警察署になります。

これも本人でなければ申請できませんので、気をつけて下さい。

運転経歴証明書の必要書類

  1. 運転経歴証明書交付申請書
  2. 申請用写真
  3. 手数料 1,000円
  4. 住民票の写しなど、住所・生年月日が確認できる書類

申請書は申請当日に現地で入手できます。

申請用写真は縦3センチ×横2.4センチで、申請前半年以内に撮影された、無帽、正面、上三分身で無背景のものをご用意ください。

運転免許証の自主返納と同時に運転経歴証明書を申請する人は、申請書、申請用写真、手数料のみです。

事前に自主返納した人は、住民票の写しなども必要です。

自主返納後に引っ越した場合

気をつけて欲しいのが、事前に自主返納を済ませている人で、自主返納後に引っ越しをした人です。

例えば東京に住んでいるDさん。

運転に自信が無くなったので免許証を東京で自主返納しました。

その後、老後をのんびり過ごすために山梨県に引っ越しをしたとします。

まだ自主返納をしてから5年以内なので、山梨県で運転経歴証明書を取得ようと思います。

これは可能でしょうか?不可能でしょうか?

答えは後者で、山梨県では不可能ということになります。

Dさんは山梨県では運転経歴証明書は取得できません。

免許証を自主返納した東京に行って、申請しなければならないのです。

このような状況になると非常に面倒なので、自主返納を申請と同じ日に運転経歴証明書の取得をお勧めします。

また説明した申請場所や必要書類などは都道府県によって異なる場合もあります。

事前に当該機関へ確認してください。

 


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