軽自動車の車検には「新規検査」「継続検査」「構造等変更検査等」の3種類ありますが、現在使用中の車の車検は一般的に「継続検査」のことを指します。
ですから、ここでは車検=軽自動車継続検査として説明いたします。
関連項目
目次
普通車と軽自動車の車検内容の違い
軽自動車の車検(検査内容)は、普通車と殆ど同じと考えて問題ありません。
排気ガス検査やサイドスリップ検査等の検査項目も、実施する順番は違えど内容は全く一緒です。
但し、検査場所や必要書類などは異なりますので、このページではそれらの違いを紹介ています。
車検全般について詳しくは、他のページもご覧ください。
検査を受ける場所
ユーザー車検や認定工場で車検を受ける場合は、軽自動車検査協会の支所や事務所にある検査場で検査されます。
軽自動車の車検は、基本的に全国どこの検査協会でも大丈夫ですが、やはり近くの検査場が何かと便利ですよ。
軽自動車の車検に必要な書類
- 車検証
- 自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)
- 軽自動車税納税証明書
- 車検証の使用者の認印
- 定期点検整備記録簿
- 自動車重量税納付書
- 軽自動車検査票
- 継続検査申請書(軽第3号様式または軽専用第2号様式)
業者に依頼する場合は、車検証、自賠責保険証、納税証明書、認印の4つを準備するだけで大丈夫です。
納税証明書を紛失した場合の再発行
軽自動車税の納税証明書の紛失は、実はよくあることです。
業者に車検を依頼すると「再発行はこちらでやります。」と言われることが殆どだと思います。
自分で再発行する場合は、車検証と認印を持って最寄りの市区町村の納税課に行けば、簡単に再発行可能です。
軽自動車の車検費用
軽自動車検査手数料(印紙代)
軽自動車の検査手数料(印紙代)は、保安基準適合証がある場合は1,100円、それ以外の持ち込みは1,400円です。
該当する金額分の印紙を購入して納めます。
保安基準適合証は、指定工場で車検を受けた場合に交付される証明書です。
軽自動車の自動車重量税
区分 | エコカー減免制度適応 | エコカー | 13年未満 | 13年以上 | 18年以上 |
---|---|---|---|---|---|
軽自動車 | 2,500 | 5,000 | 6,600 | 7,800 | 8,800 |
エコカー対象車ではない自家用の軽自動車で、新車から13年未満(※)は6,600円、事業用で5,200円です。
※車検証に記載されている初度検査から数えて13年未満ということです。
金額分の印紙を購入し、自動車重量税納付書に貼り付けて納付します。
自賠責保険料
通常は車検時に2年後の車検までカバーする自賠責に加入する必要があります。
軽自動車の自賠責保険料は一律26,370円です。
点検整備費用や検査代行手数料
13年未満の軽自動車では、合計金額が34,070円から34,370円となりました。
この合計金額は法定費用と呼ばれるもので、どこで車検を受けても必ず発生する金額です。
この他に、ディーラーや整備工場で車検を受けた場合、点検整備費用や検査代行手数料が必要になります。
これらの費用は、業者ごとに設定料金が異なるので、見積もりサイトや相場価格でよく比較検討されてください。
また実際に車検を受けた場合に、後から不具合があると言われ、思わぬ出費になることもあります。
基本料金だけじゃなく、安心して受けられる業者を選ぶのも賢い選択だと思います。
あなたの車は今いくら?
このキーワードよくネットで見かけますよね。
車買取一括査定の広告によく使われている文言なのですが、結局は査定に申し込みしないと自分の車の相場が分からないと言う仕組みです。
今すぐ買い替えじゃない場合は、まだ申し込みなんてしたくありませんよね。
でもやっぱり自分の車の価値や相場って気になりますよね。
実は完全に匿名で、車種などをポチポチ選ぶだけで相場を調べるサービスがあります。
私なんて気になりすぎて月イチくらいで調べてますよ。
公開日 :
更新日 :