車の部品を展開した査定のCGイメージ

車を売る時は中古車査定を受けるのが基本です。

下取りに出す場合にも、これと同じような査定を行いますので、車の買い替え経験者なら大まかな流れを知っている人も多いと思います。













中古車査定の基本的な流れ

はじめに査定士は「車検証」「定期点検整備記録簿」などの書類を確認します。

これらの書類に書かれた「車種」「グレード」「車体番号」「初年度登録」といった車の基本情報や、点検整備の履歴をチェックされます。

書類のチェックが終わると実車の査定です。

外装を「前面 → 側面 → 後面 → 側面 → 天井」の順番で査定し、つぎに内装を「室内 → トランクルーム」の順番で査定を行います。

そして最後に「エンジンルーム」を点検して終了となります。

この査定で得た情報を元に査定額が算出され、売主がその価格で納得いった場合は、そこで正式な売買契約となります。

概算価格の算出方法について

様々な車買取専門店がありますが、各業者とも基本的な査定方法に大きな違いはないのに、なぜ査定額が異なるのでしょう?

日本自動車査定協会(JAAI)により、各車に設定されている査定基準価格というのがあります。

【合格率低下?】中古自動車査定士の受験資格や合格率

この基準価格は中古車オークションでの落札価格を元に決められるため、それに応じて毎月変動します。

この変動は車種や年式により異なり、素人には不安定な情報にも見えますが、市場の状況を反映している信頼性の高い相場情報と言えます。

まずは基本価格が設定される

そして各買い取り業者が、この査定基準価格をベースに独自の基本価格を設定します。

車買取相場表で愛車の売却前に査定相場を手に入れよう

基本価格とは、査定する車が標準状態(改造がない年式相応の状態)である場合に適用される価格で、先に説明した「査定基準価格」+「標準整備費・標準諸掛」+「特別調整」になります。

「標準整備費・標準諸掛」とは、エンジン、足回り、電装などの整備にかかる平均的な費用、見込まれる粗利益、その車が売れる日までの期間による減価といったお金を指します。

また「特別調整」は在庫状況、部品の価格、自社の販売力などを考慮して設定されます。

例えば、よく売れる車種なのに在庫がなかったり、独自の流通ルートを持っていて販売力に自信のある業者であったりすれば、在庫管理などの経費が掛からないので基本価格は高めに設定されます。

基本価格をベースに査定価格を計算

中古自動車査定士は査定表を用いながら、標準状態の車と査定を受ける車とを比較します。

標準状態よりも状態が良ければ加点(プラス査定)、劣る場合には減点(マイナス査定)を、チェックシートに記録していきます。

中古車買取査定でのプラス査定とマイナス査定について

ちなみに標準状態の車をJAAIでは、以下の6つの項目を満たすものとしてます。

  1. 外装、内装は無傷であること
  2. エンジン、足回りは走行に支障なく良好であること
  3. 車検の残り月数は3か月以内であること
  4. 走行キロ数は標準であること
  5. タイヤの残り溝は1.6mm(スリップサイン)以上あること
  6. 事故修復歴や、改造工作がなく損傷減価要因(腐食・臭い)等がないこと

JAAI 査定とは「4.査定の方法」より

例えば、標準状態の車よりタイヤの溝が多く残っていれば加点されますし、走行キロ数が多ければ減点されるわけです。

つまり業者によって査定額が異なる理由は、基本価格は業者が独自に設定しており、車の状態によって加点(プラス査定)されたり、減点(マイナス査定)されたりすることで、査定価格が決定される為です。

それに加点と減点の点数は、JAAIが定める加減点基準がありますが、チェックする項目数は50以上にも及びますから、いくらプロ査定士といえども査定価格に違いがでるのです。

 


車を最高値で売る為にやるべき事

車を売る方法は、下取りや買い取りなど色々ありますが、高く売るにはドコに売るかより『どうやって売るか』が大切です。

少し悪い言い方ですが、自分で評判が良い業者を探して『カモ』にならない為に知っておいて欲しいことを記事にしました。

車の売却や買い替えで下取りに出すときに、少しでも高く売りたい人はもちろんですが、損をしたくない人も読んでみて下さい。

最高値を引き出す一番簡単な方法の考察記事













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