中古車査定のとき、査定士は一体何をチェックしているのでしょうか?
ここでは査定士が見ている、外回りのポイントを説明してまいります。
車の外装は最初に目に入る部分ですから、前後・左右・天井・底まで隅々チェックしているんですよ。
関連項目
ボディーカラーは定番の白と黒のパール系が人気
ボディーカラーは、ホワイトやブラックといった定番色の需要が多いので、それらがプラス査定になりやすいです。
但し車種によっては、白黒以外が人気の場合もあるので、一概に他の色がマイナス査定になるとは言えません。
例えば、イタリアの高級スポーツカーであるフェラーリなら赤色がイメージカラーですよね。
国産でも、スバルのインプレッサなら、スバルブルーは人気が高いです。
キズ・ヘコミ・汚れは自分の力量に合ったメンテナンスを
査定基準となる標準状態は、キズや汚れのない状態ですから、汚れていたり傷や凹みがあれば、マイナス査定になる可能性があります。
しかし、だからといって査定前に高額な修理に出す必要はありません。
査定では修理代は考慮されませんから、場合によっては修理代のほうが高くつくかもしれないからです。
「じゃあ、自分で直そう」という甘い考えも、メンテナンス素人なら捨てたほうがいいです。
いかにも修理しましたという程度の仕上がりでは、見た目が悪くて逆効果なんてことも考えられます。
軽度の傷や凹みは買取業者が安く修理できるので、大きなマイナス査定を心配する必要はありません。
査定前のメンテナンスは、洗車やワックス掛けくらいが無難です。
ガラス・ライト・ランプ・レンズ類の劣化や破損
「ヘッドライト」「ウィンカー」「ブレーキランプ」「テールランプ」といったレンズ類も査定の対象となります。
球切れや故障で点灯しなかったり、ランプカバーにキズや破損があったりすれば、もちろん減点の対象となります。
最近増えているヘッドライトの黄ばみは、経年劣化を考慮しても、状態が悪い場合はマイナスになる可能性があります。
また「フロントガラス」に飛び石によるキズがないか、査定士はチェックしています。
割れやヒビがあると整備不良とみなされますし、車検にも通らない事もあるため、売る方としても見て見ぬふりは出来ません。
フロントガラスを交換は部品代と工賃が高額なため、査定への影響は大きいです。
足回り・下回りは覗き込まれます
車の足回りや下回りも、念入りにチェックが入るポイントです。
「タイヤのサイズや残り溝」「ホイールのキズ」「タイヤハウスの中」「オイル漏れやにじみの有無」「マフラーの状態」などを確認します。
特に車の下回りは錆びやすいので、乗り上げによる損傷や修復跡がないかチェックされます。
この他の外装チェックポイントは、ドア、ウィンドウ、サンルーフが問題なく開け閉めできるか、テレビやラジオのアンテナに不具合はないか、塗装の色あせやムラがないか、ナンバープレートが正常に取り付けられているか、ボディに歪みがないか、車高の高さは正常かなどです。
車を最高値で売る為にやるべき事
車を売る方法は、下取りや買い取りなど色々ありますが、高く売るにはドコに売るかより『どうやって売るか』が大切です。
少し悪い言い方ですが、自分で評判が良い業者を探して『カモ』にならない為に知っておいて欲しいことを記事にしました。
車の売却や買い替えで下取りに出すときに、少しでも高く売りたい人はもちろんですが、損をしたくない人も読んでみて下さい。
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