全ての修復歴を見破りそうな眼

修復歴がある事故車の売却や下取りでは、査定士に必ず修復歴を伝えなければなりません。

本当の事を言うと、相場より買い取り価格が安くなるので、言いたくない気持ちもわかります。

もしかしたら、軽い気持ちで修復歴は無いと嘘をついてしまう人もいるかもしれませんね。

しかし隠したり嘘をつても、査定士に修復跡を見つけられる場合が殆どです。

そんなとき、あなたに対する査定士の心証を悪くなってしまいます。

正直に伝えた方が自分の為でもあります。

もしかして事故車?中古車が修復歴ありになる基準とは













売主には瑕疵担保責任がある

売るときに修復歴を隠し通せたとしても、後々その車が修復歴車だと判明すると、思わぬトラブルに巻き込まれることになります。

それは売主に、民法570条、566条に定められている「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」があるからです。

瑕疵とは – 広辞苑第5版
「行為・物・権利などに本来あるべき要件や性質が欠けていること」

担保責任とは – wikipedia
「主に売買などの有償契約において、給付した目的物または権利関係に瑕疵がある場合に、当事者間の公平を図る目的で、契約の一方当事者が負担する損害賠償等を内容とする責任」

これを自動車に当てはめて説明すると「売買契約を結んで売った車を、買主に引き渡した後に、引き渡し前に買主が知りえなかった重大な欠陥がその車に見つかった場合、売主がその責任を負う」ということになります。

修復歴があることを隠して業者に車を売り、後日それが分かると責任を問われることになるのです。

つまり売主は「売った車の責任を持たなければならない」ということです。

車を売るとき傷や凹みを査定前に修理するべきなのか?

知らぬ存ぜぬは通用しない

仮に売主も「修復歴があることを知らなかった」としても関係ありません。

知らなかった欠陥に対しても、売主が瑕疵担保責任を負うことになります。

瑕疵担保責任を追及されると?

修理可能であればその車を修理し、その費用は売主が負担しなければなりません。

そのような対応をが拒否したり、修理してもその欠陥が改善されなければ、買主の業者は売主に対して契約解除を求めたり、損害賠償請求したりすることができます。

これが法律で定められた買主の権利です。

但し、買主は車の重大な欠陥を知ってから1年以内に、その権利を行使しなければなりません。

売買トラブルに巻き込まれないために

こんな面倒なトラブルに関わりたくないですよね。

修復歴があることを隠したり、事故車ではないと嘘をついたりして、車を売るようなことは決してやめましょう。

また、ガリバーやビッグモーターでは、そんなトラブルにならないような保証制度があります。

例えば、ガリバーではクレームガードという名称のサービスです。

この保証を受けるには約5,000円~20,000円前後の料金が必要で、買取額からマイナスされてしまうので、実はあまり評判は良くありません。

但し、加入は強制ではありませんので、絶対に修復歴がない自信がある場合は、払う必要はありません。

しかし中古車で購入した車で前歴が分からない場合なら、瑕疵担保責任を不安に感じる位なら利用価値のあるサービスなのかなと思います。

また一括査定などを利用して、ガリバーやビッグモーターが他の買取業者より保証料金以上の高額査定が出してくれれば、気持ちよくクレームガードに入れるのではないでしょうか。

 


車を最高値で売る為にやるべき事

車を売る方法は、下取りや買い取りなど色々ありますが、高く売るにはドコに売るかより『どうやって売るか』が大切です。

少し悪い言い方ですが、自分で評判が良い業者を探して『カモ』にならない為に知っておいて欲しいことを記事にしました。

車の売却や買い替えで下取りに出すときに、少しでも高く売りたい人はもちろんですが、損をしたくない人も読んでみて下さい。

最高値を引き出す一番簡単な方法の考察記事













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