E51エルグランドの車買取一括査定

ネットから無料で利用できる車買取一括査定の申し込みサイトを使って、その当時の愛車だった日産エルグランド(E51)を売却した時の体験談です。

一括査定を受けたことがない人に、おおまかな査定の流れや雰囲気が伝わればいいなと思って書きました。

なるべく詳しくその時の状況を書いていますので、査定アップの参考にもなるかもしれません。

エルグランドで一括査定を受けようと思ったキッカケ

実はこのエルグランド、11年目の車検を受けてあと2年乗るつもりだったのですが、故障していて修理が必要だったり、そろそろ壊れそうだから交換したほうが良さそうなパーツも沢山あったりで、車検の見積もりが想像以上に高かったという理由から、思い切って買い替えすることにしました。

そしてその過程で自然発生した『少しでも高く売りたい』という気持ちから一括査定を受けることなったのです。

まずは何より車買取相場表を確認しよう

まずは今回のように、車の買い替えが理由での一括査定申し込みをする前にやることです。

初めに自分の車の買取相場を調べておきます。

相場の調べ方は別の記事で紹介していますので参考にしてください。

車買取相場表で愛車の売却前に査定相場を手に入れよう

一応この方法で調べた相場が基準になりますが、ここで計算した価格より高ければ即決と言う訳ではありません。

ここに書かれた相場表はあくまで参考にするだけですからね。

ちなみに下取りシミュレーションで出た『11年落ちE51エルグランド』の参考価格は『トヨタが32万円』で『日産が7万円~29万円』という数字でした。

中古車販売店で下取り査定を受けた

次に私は中古車の買い替え購入だったので、まずはネットで目星を付けていた現車を確認するためにディーラー系列の中古車販売店に出向きました。

そして、そこで目当ての車を見ている間に、下取り査定をお願いしました。

新車を購入する場合なら、試乗車に乗っている時や商談スペースでコーヒーを飲んでいるときに下取り査定を受ける事になります。

このとき私は下取り参考価格を見てきたことは言いませんでした。

これから車を買うかもしれない店で初っ端から警戒されたくないかなって思ったからです。

それと、そもそも下取り価格は期待してなかったと言うのもありますけどね。

程なくして下取り査定の金額が出たのですが、トヨタの参考価格よりもはるかに安い10万円でした。

日産のシミュレーションなら範囲内ではありますが、これでは話になりませんね。

正直なところ安すぎてガッカリしたのですが、あとで一括査定を受けるのでそこで頑張ろうという気持ちに切り替えました。

それと一応は下取り価格の値上げ交渉もしてみましたが、これ以上は難しいと言われたので、車買取専門店で査定を受けるから査定額が良ければそちらで売ると伝えておきました。

スグに車買取一括査定に申し込んだった

中古車販売店で見た車(E52エルグランド)が気に入り購入することが”ほぼ”決まったので、自宅に戻ってからスグに車買取一括査定の申し込みをしました。

一括査定の申し込みは「とりあえず申し込んどけ」みたいに書いているサイトもありますが、手放せる時期がある程度分かってからのほうが絶対に良いです。

基本的に買い取り業者さんは査定した車をすぐに欲しがりますし、いつ手放すか分からない車の査定は嫌がります。

一括査定に申し込むタイミングはいつ?

遅くても1ヶ月以内に手放せる場合なら、問題無く査定を受けられると思います。

手放せる時期が未定だったり、数か月後になる場合は、買取相場が変動するそれがありますからね

ですから中古車の購入なら納車が早いので十分な日数がありますが、新車の場合だと気を付けなければなりません。

新車なら納期1ヶ月以上なんて普通によくありますし、人気車なら半年から1年待ちなんてことも考えられます。

こんな時の新車の見積もりは「下取りあり」と「下取りなし」の両方を貰っておくとよいでしょう。

車を売却する時の『買取』と『下取り』の違いは何だろ

そして納車のおよその時期が分かってから一括査定という流れが理想ですね。

そもそも納期が長い車種の場合、下取り査定も納車前になることも多いですから、慌てなくても大丈夫です。

ただし、頭金やローンなどの兼ね合いで早く手放す必要がある場合は、買取業者から代車を借りられる場合もあるので、思い切って一括査定で交渉してみましょう。

ちなみに今回わたしが申し込んだのは一括査定申し込み3サイトです。

地域や車種によっては1サイトからでも十分な業者が集まるようですが、ウチが地方の田舎だからか、10年10万キロ超えの車のためか、エルグランドの人気が無かったのか分かりませんが、3サイト利用しても集まった業者が少なかったかなという印象でした。

申し込んだら5分で電話ラッシュ

申し込みが完了してから5分ほどで電話が鳴りまくります。

と言ってもウチの場合はメール3社で電話3社でした。2社が重複なので合計4社です。

ネット申し込みの段階では合計9社にチェックを入れたのですが。

業界大手A社は丁寧すぎて親しみにくい

まず電話が繋がったのは業界大手のA社です。

とても丁寧な女性スタッフでしたが、こちらは電話のキャッチが鳴っているのに丁寧すぎる対応なので、少しイライラしてしまいました。

もしかして電話を長引かせて、他社の妨害でもしているのでしょうか?

さらに「家の目印は何かありますか?」なんて聞かれて「GoogleMapで調べたら分かると思います」と言ってさっさと話を切り上げちゃいました。

このA社の予約は「明日なら伺えます」と言うので翌日の午後1時と言うことにしました。

もしかしたら、たまたま担当した女性が新人とかで、まだ慣れてなかったのでしょうかね?

中堅業者B社は爽やかで話が早い

次に電話が繋がったのは中堅クラスのB社です。

こちらはハキハキした女性スタッフで丁寧ながらも無駄の無い内容にとても好感が持てました。

査定の希望日を聞かれ「いつでも良い」と答えると、「今日でも伺えます」と言うので最短の1時間後の予約にしました。

中堅業者C社は空気が読める

最後にこちらも中堅クラスのC社です。

この時点で申し込みから時間が少し経過していた為か、「もう他社の査定のご予約はお済ですか?」という質問からで話が早かったです。

このあとB社が来ますよと答えると、すぐに「同じ時間に査定させて欲しい」と返されたので驚きましたが、続けて「そちらの地区で先ほどもウチのスタッフはB社と同時査定していますし、いつものことなので気にしなくて大丈夫ですよ」と言われたので、この流れに身を任せることにしました。

車買取業者の査定士が家にやってきたぞ

約束の時間にやってきたB社の車は、普通のコンパクトカー(ヴィッツ)で、特に買取店のロゴやマークが入っていることもなく、ごく普通で好印象した。

車から降りてきた査定士さんは夏だったのでクールビスな雰囲気(白のポロシャツにチノパン風みたいな)の清潔感のある人でした。

少し遅れてきたC社もハイブリッドのコンパクトカー(アクア)で、服装はスーツでした。

暑いのに上着までちゃんと着ていて、真面目そうな男性でした。

もしかしたら作業着やツナギで現れるのかなと想像していましたが、よく考えてみると査定専門で働かれているのでしょうから、作業着の必要はありませんよね。

ただネット情報によると、たまに作業着風の格好で訪れる買取業者もいるようです。

ツナギで査定しているとプロっぽいですが、たぶん小規模な業者は色々と役割を兼務しているのでしょう。

さて、今回の私は自宅近くの月極駐車場で査定を受けましたが、査定士さんに聞いたところ会社でも公園でも人に迷惑のかからない場所であれば大丈夫だそうです。

複数社同時査定で駐車スペースが気になったり、閑静な住宅街でご近所の目が気になるという奥様などは、状況に応じて場所を指定されても良いでしょう。

実は私の場合は真夏日の青空駐車場で査定だったので、すごく暑くて査定士さんと3人で汗だくになってしまいました。

それで日陰のある場所で査定を受けるか、時間帯を涼しい午前中か夕方にすれば良かったなと思ったのでした。

いざエルグランドの実査定へ

実際の査定に必要なのは、車両、カギ、車検証、整備手帳、説明書くらいです。

スペアーキーの有無など確認されますので、付属品などと一緒に事前準備しておくと良いかもしれませんね。

【中古車査定基準】付属品(取扱説明書・スペアキー)編

よく聞く査定額を上げる方法に、洗車とか室内清掃とかありますが、ボディーを手で触ると真っ黒になるのはアウトでようが、手が少し汚れる程度のホコリなら大丈夫かなと思います。

室内のモノは、例えばティッシュやゴミ箱などの小物は別に置いてあるのは自然なので、わざわざ車から降ろす必要もないと思いますが、査定に邪魔になりそうなモノは降ろしておきましょう。

要するに常識の範囲で査定しやすいように配慮しておきましょうと言うことですね。

チャイルドシートは、簡単に外せそうなら外しておいたほうが良いでしょうが、チャイルドシートを外すと下からゴミが出たりするので、面倒ならそのままでも大丈夫だと思います。

【中古車査定基準】車内(シート・内装)インテリア編

査定の流れは、査定士が運転席に座り、車検証や車のメーターを見ながらチェックシートに何やら記入していきます。

この時に、カーナビやオーディオ、エアコンなど車内のチェックも同時にされます。

次にエンジンルームを開き、修復歴や事故歴をチェックされます。

【中古車査定基準】ボンネット・エンジンルーム編

それからボディー(外装)のキズや凹みを、見たり触ってりしながらチェックし、各ドアを開けたり閉めたりして動きもチェックされます。

【中古車査定基準】ボディ(外板・外装)エクステリア編

私の車の場合、外装のキズは年式相応で、洗車キズや小傷やが少しありましたが、キレイに乗られていますねと言ってました。

フロントバンパーの下に擦り傷があったのも見つかっていたので、細かなところもちゃんと見ているんだなと思いました。

過去に別の車の査定を受けたときは、キレイに修理されているフェンダーの修理跡やリアバンパーの交換もバレた経験があるので、プロの目は誤魔化せないのだと思います。

最後に、車の調子や事故歴などを軽くヒアリングされて実査定は終了です。

【中古車査定基準】事故歴・修復歴・修理跡編

【中古車査定基準】カスタム(オプション)パーツ編

希望価格をしつこく聞かれる

査定が終わってから、希望価格をしつこく聞かれました。

まず下取りの査定額を聞かれたので、下取りは安いと聞いているので受けてないと言ったのですが、これは少し警戒されたようです。

普通は下取り査定くらい受けますから、何か下取りに出せない理由があるんじゃないかと思われても仕方ありませんね。

私の場合だと素直に下取り査定10万円でしたと言うと足元を見られそうだったので、この辺の駆け引きは難しいです。

いやはや、今思えば素直に10万円だったと言っても良かったかもしれませんね。下手な小細工は自分の首を絞めてしまいます。。

つぎに希望価格を聞かれたのですが、これも売り手からすればあまり言いたくないですよね。

ですから、どの位で売れるのか見当もつかないから高く査定してと言ったのですが、それは通用せずしつこく聞いてくるので、少し冗談っぽく100万円位ならって言ったんです。

すると即答で絶対無理だと言われたので、じゃあ聞くなよって思ってしまいましたね。

さらに希望価格を聞いてきたので、一括査定を申し込んだときにメールで概算価格が来てたのを思い出しました。

E51エルグランドの買い取り概算価格のイメージ

これによると¥0~¥426,400と言うことだったので、とりあえず査定士さんには50万円と言ってみたんです。

それでもまた無理だと言われたので、一括査定を申し込んだときに概算価格が42万円位だったから50万円は無理でもないでしょと言いました。

するとようやく納得したみたいで、42万円でも難しいですけど頑張りますと言っていました。

この概算価格が無ければ、さらにしつこく聞かれたのかもしれませんね。よい交渉材料になりました。

しかし最終的にどこに売るかの決定権があるのはこちらにあるので、いくら落としどころを探られても査定額次第なのですがね。

このあたりの交渉方法は、相手の出かたにもよりますし臨機応変に対応という感じでしょうか。

査定額がなかなか出ない

2社同時査定でしたが、2社共になかなか査定額が出ず30分以上3人で世間話していたと思います。

結局のところ最終的な査定額って、査定士さんが電話やメールでやり取りしている本社や店舗のスタッフなんですよね。

ちなみに先に査定額が出たB社からはC社の価格が出るまで待ってほしいと言われました。

そしてこの時、ほかの業者の予定を聞かれ、明日予約していたA社については、二人で口をそろえてA社だけはやめた方が良いと言ってました。

それから二人して明日のA社の予定を中止して今日どちらかに決定してくれれば、高額査定が出るように頑張るというので査定額に納得できればそうすると言っておきました。

ジャンケンと同じで後出しで査定額を出せるなら勝てる勝負ですから、後から来た業者に少し金額を足されただけで負けたんじゃ商売になりませんよね。

ですからこれは査定士の交渉テクニックなんでしょうが、仕方ないかなとも思いました。

査定額の提示は2社同時に

査定額の提示は、不公平にならないよう3人で話し合って、金額を書いた名刺を2社同時に出してもらうことにしました。

このとき、事前に自動車税やリサイクル料を査定額に含めるかも話しておきましょう。

基本的にどちらも査定額に含めると言われる場合が多いと思いますが、聞いて無かったのでは後で嫌な思いをするかもしれませんからね。

ここからは金額勝負だったので早かったです。

しかし名刺に書かれていた金額は、B社¥356,000、C社356,000とまさかの同額。

こんなことはあまり無いらしく、珍しいですねって二人で言い合って驚いていました。

それから「どうするのかな」と見ていたら、ジャンケンで決めさせてなんて言うのでオイオイそれは違うだろって思い、いったん名刺を返して再査定してもらうことにしました。

1円でも高くとかは言いませんが、少しでも高く売るための同時査定ですので、最後はやはり男らしく金額勝負ですよね。

そして再び出た金額は、B社¥376,000、C社¥369,000でB社の勝利となりました。

実は1,000円単位でも良いので高く上げてくれた方にしますと言ったのですが、B社さんのほうが駆け引き上手だったようです。

結果的には概算価格の42万円には到達しませんでしたが、下取りシミュレーションの最高額32万円より高くなりましたし、実際の下取り査定の10万円より27万6千円も高くなりました。

一括査定を知らなければ10万円で下取りされたでしょうし、買取店1社だけの交渉ではここまで金額が上がらなかったと思います。

契約書類を受け取ってフィニッシュ

最後に契約書類を受け取って、記入の際の注意事項や捺印の場所や準備する必要書類の説明を受けて、一括査定終了となりました。

査定開始から書類を受け取るまで約2時間程かかっていますので、ラクして簡単に査定額がアップしたとは思いませんが、先ほども書いたように下取り査定10万円だった日産エルグランドが37万6千円になったので、十分すぎる結果が出たと思います。

このように複数社一括査定を利用すれば、時間と手間は必要ですが誰でも査定額をアップするチャンスがあると思いますので、皆さんも挑戦する価値はあると思いますよ。

そして後日、新しく買った車の納車準備が整ってから、納車日にその販売店にエルグランドを引き取りに来てもらいました。

家族との思い出がたくさん詰まった車の後姿を見たとき、すこし涙が出そうになりました。

 


 

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車を売る方法は、下取りや買い取りなど色々ありますが、高く売るにはドコに売るかより『どうやって売るか』が大切です。

少し悪い言い方ですが、自分で評判が良い業者を探して『カモ』にならない為に知っておいて欲しいことを記事にしました。

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